漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
数年前、風邪を引いたあと、他の症状はすべて治まったのに、喉に何かつかえているような感じがいつまでも取れないので、耳鼻咽喉科を受診したのですが、どこにも異常が無いから気にしないように言われました。
しかし、そう言われると反って気になってしまい、症状は次第に悪化していくような感じで、唾を呑みこむたびに喉の中の大きなコブのようなものがぐりぐり動くように思われてきました。
(72歳 女性)
いただいたお薬を飲み始めてニ、三日で、喉の右側上方に感じられていた梅干のタネみたいなものが、少しずつ下に降りてまた、小さくなって来るような気がし、そのうちに唾を呑み込むたびに喉の中で何かぐりぐり動く感じが薄れて来て、一ヵ月後には、殆ど気にならなくなっているのに気が付きました。
現在では唾を飲み込むということ自体を余りしなくなったように思います。
緊張しやすい方で筋を司る肝がこわばっていたので、潤して緩ませるようにしました。
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